27 5月 草野球ピッチャー必見!ボールの握り方と変化球の練習方法
草野球では、ピッチャーが投げる変化球によって試合の展開が大きく変わります。しかし、変化球の握り方や投げ方が分からないと、なかなか試合で活躍できません。そこで、この記事では、草野球ピッチャーが知っておくべきボールの握り方と変化球の練習方法を解説します。
ピッチャーの基本的な投げ方
まずは、ピッチャーの基本的な投げ方を理解しましょう。投げ方には、オーバースロー、スリークォーター、サイドスロー、アンダースローの4種類があります。それぞれの投げ方には独自の特徴がありますが、どの投げ方でも共通するポイントがあります。
- 腕をしっかり振る
- 身体のバランスを保つ
- 膝と足首の柔軟性を高める
- 練習を重ねてコントロールを向上させる
これらのポイントを意識しながら、自分に合った投げ方を身につけましょう。
オーバースロー、スリークォーター、サイドスロー、アンダースロー
それぞれの投げ方について解説していきます。
オーバースロー
オーバースローは、最も一般的な投げ方で、肩より上から腕を振り下ろすように投げます。オーバースローのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 速い球を投げやすい
- 角度がつく
デメリット
- コントロールが難しい
- 肩肘への負担が大きい
スリークォーター
スリークォーターは、オーバースローと同じく上から下に腕を振り下ろす投げ方ですが、オーバースローより低い位置から投げます。
メリット
- オーバースローとサイドスローのいいとこどり
- スピードとコントロールのバランスが良い
- 肩肘への負担が小さい
デメリット
- 角度はつけにくい
- クセがない
サイドスロー
サイドスローは、腕を地面と平行にして横からボールをリリースする投げ方です。
メリット
- コントロールしやすい
- ストライクゾーンを広く使える
デメリット
- 速い球は投げにくい
アンダースロー
アンダースローは、地面すれすれの低い位置から投げる特徴的な投げ方です。
メリット
- バッターが慣れていない
デメリット
- 慣れると打たれてしまう
カットボールの投げ方と練習方法
カットボールは、バッターの手元で曲がってバットの芯を外すような変化球です。ストレートよりも若干速度が落ちますが、途中までの軌道はストレートと同じため、バッターが手を出しやすい球です。ここでは、カットボールの投げ方と練習方法を解説します。
握り方
カットボールの握り方は、中指の内側をボールの縫い目に当て、中指の先端をボールの縫い目に当てて持つだけです。親指の位置もストレートと同じでOKです。
投げ方
カットボールの投げ方は、先程の握り方のままストレートと同じ投げ方をするだけです。もしストレートのままだった場合、投げる瞬間に小指をギュッと握ってみてください。それだけで曲がるようになります。
変化球の種類と投げ方
ここでは、代表的な変化球の種類と投げ方を紹介します。
カーブ
カーブは、縦方向に大きく曲がる変化球です。握り方は、ボールの縫い目に中指を引っ掛け、親指と薬指でボールを挟むように握ります。投げ方は、腕を振り下ろすときに手首を内側にひねることで、ボールに回転をかけます。
スライダー
スライダーは、途中までストレートのように進んでから横方向に曲がる変化球です。握り方は、ストレートと同じようにボールを握り、親指と中指の間にボールの縫い目を当てます。投げ方は、手首を外側にひねりながら投げることで、ボールに回転をかけます。
フォークボール
フォークボールは、ボールが急激に落ちる変化球です。握り方は、親指と人差し指でボールを挟むように握ります。投げ方は、ストレートと同じように腕を振り下ろすだけで、ボールが勝手に落ちるようになります。
正しい投球フォームとポイント
投球フォームは、ワインドアップ、前期コッキング、後期コッキング、加速期、減速期、フォロースルーの各フェーズに分けられます。
まず、ワインドアップのポイントは以下の通りです。
- 軸足でバランスを保つ
- 股関節の使い方を意識する
- 骨盤コントロールを行う
次に、前期コッキングのポイントは以下の通りです。
- 肘の高さを保つ
- 肩の回旋を意識する
- 膝を高く上げる
後期コッキングのポイントは以下の通りです。
- 肩と肘が同じ高さになるように注意する
- 腕をしっかり振る
- 重心を前に移動させる
加速期のポイントは以下の通りです。
- 腕をしっかり振る
- 手首を使ってボールに回転をかける
- ボールをリリースする瞬間に力を抜く
減速期のポイントは以下の通りです。
- 体重を前に乗せる
- 腕をしっかり振る
- 腰を落としてバランスを保つ
フォロースルーのポイントは以下の通りです。
- 腕をしっかり振る
- 腰を落としてバランスを保つ
- 体重を前に乗せる
ワインドアップのポイント
ワインドアップでは、以下のポイントを意識してください。
- 軸足でバランスを保つ
- 骨盤コントロールを行う
- 股関節の使い方を意識する
踏み出し足が着地したときのポイント
踏み出し足が着地したときのポイントは以下の通りです。
- 肘の高さをチェック
- インステップになっていないか確認
- うまく割れているかチェック
テイクバックの修正ドリル
テイクバックでは、以下のポイントを意識してください。
- 腕を背中側に大きく入れすぎない
- 肘の位置を意識する
- 肩の回転を意識する
まとめ
草野球のピッチャーにとって、正しい投げ方や変化球の練習方法を身につけることは非常に重要です。この記事で紹介した各ポイントを意識しながら、練習に取り組むことで、試合で活躍できるようになるでしょう。また、自分に合った投げ方を見つけることも大切です。ぜひ、参考にしてください。