29 9月 野球初心者が選んで正解!ポジションと適正解説
野球初心者さんが野球を始め草野球チームに参加するとまず悩みが出てくると思います。
「野球はかじった程度の経験しかない…」
「どのポジションが合うかどうかもわからない」
「野球の試合で自分が迷惑をかけて負けたらどうしよう」
初めて野球をやる人は誰しも不安に思うのが、野球をやる上で自分はどのポジションに適正があるのか?という点かと思います。そこでポジションの説明と、どんなタイプの方が適正があるのか?をまとめましたのでご覧ください。
ポイント!この記事を読むメリット!
そこで今回は野球を初めてやる方に向けてチームのメンバーに迷惑をかけないように、野球初心者さんが選んでも間違いないポジションとその理由を説明し、適正ポジションの理解が深まることで自分の向いているポジションに的確に直談判できるようになるメリットがあります!
逆に言うと、いくらチームから進められても初心者にはおすすめできないポジションもありますので、こちらの記事でそんなトラブルも回避することも可能です!
ボールが飛んでこないポジションを確保できればバッティングだけに専念しても問題ない可能性もあり、忙しい合間をぬっての練習が効率的にできるようになります。
各ポジションの役割や適性を説明する前に、まずはポジションの名称を一覧でご紹介します!
野球のポジション9ポジションをご紹介!
・ピッチャー(投手)
・キャッチャー(捕手)
・ファースト(一塁手)
・セカンド(二塁手)
・サード(三塁手)
・ショート(遊撃手)
・レフト(左翼手)
・センター(中堅手)
・ライト(右翼手)
野球での初心者の適正ポジションとは?
上記でもご紹介した野球でのポジションが9つありますが、実は1試合中の守備でずっと動いているポジションもあれば、1試合中の守備で1回も動かないポジションもあります。
野球初心者で草野球チームに加わると、基本的には経験者からポジションを指定されるかと思います。その時に野球が初めての方はまずは自分の実力を具体的に説明できるようにしましょう。それが具体的になるとおのずと、野球初心者のあなたのポジション適正も見つかってきます。
自分がついたポジションは、どこで、どういう役割があるかを頭に入れた上で、草野球に参加するようにするとより深く野球を楽しめるかと思います。
とは言え、初めはどのポジションについても、ミスが怖くなると思いますが、9人でカバーし合うのも野球の醍醐味です!ミスを恐れずプレーしましょう!
初心者が絶対やってはいけないポジションとは?
【キャッチャー】
逆に野球初心者の人が絶対にやってはいけないポジションがあります。つまり適正が無いので
野球初心者の方に対してキャッチャーをやらせるチームはまずいないと思いますが、キャッチャーは全てのポジションの中で最も多くの戦術を練らないとなりませんし、他の選手に指示をださなければならないポジションです。
逆に!キャッチャーの適正タイプとしては…
特殊性のあるポジションはチームを統括し戦略的に指示する要的な役割になります。ピッチャーとの連携も大事になってきて、どちらかというと論理的に考えられ冷静でどんな状況でも受け入れるどっしりとした器があるタイプが向いているポジションです。
野球初心者がそこまでできるわけがないですし、初心者でキャッチャーをやってもプレッシャーだらけで楽しくないのでやめておきましょう。
【ピッチャー】
野球を初めてやる方にとってピッチャーは誰もが知っている一番花形で、一番有名なポジションだと思いますが、進められても初心者が手を出してはいけません!
野球ではピッチャーがボールを投げて初めてプレーが始まります。
相手チームに滅多打ちにされる分にはまだいいのですが、ピッチャーの投球でストライクが入らない状態が続くと自分のチームのテンションは下がりまくります。尚且つ相手チームの選手からは早くピッチャー交代してほしいという無言の圧力がかかります。
初心者にとってかなりハードルの高いメンタル力ありきのピッチャーというポジションにはお勧めされても、初心者は手を出さないほうが無難でしょう。
逆に!ピッチャーの適正タイプとしては…
ピッチャー次第で試合の明暗が分かれてしまう重要なポジションだけにプレッシャーに強いのはもちろん、ボールを的確に投げないことには試合にもなりませんので、コントロール力と腕力、メンタル的には「打てるものなら打ってみろ」と言うぐらいに自信に満ち溢れた強気のメンタル力が必要です。
野球はチームプレーですので上記のポジションに適正が無い人がついてしまうと試合が成り立たなくなってしまう危険性があります。自分が野球初心者であるか無しかに関係なく、このポジションは難しい、自分には合っていないかな?と思ったら他の人に遠慮なくお願いできるといいですね!
野球初心者に適性があるポジション3つとは!
野球初心者に適正があるポジション①ライト
ではここからはいよいよ野球初心者に適性があるポジションについて詳しく解説して‘いきます。
まず紹介したいのがライトというポジションですが、ライトは野球の中の一番右にあります。
ライトいうポジションはあのイチロー選手と同じポジションなので、
野球をちょっと知っている人は意外に感じるかも知れません。
あのイチロー選手のポジションがなぜ野球初心者におすすめなのかというと…
軟式野球ではライトというポジションはあまりボールが飛んでこないポジションなのです。
なぜなら軟式野球はプロ野球と違いレベルがそこまで高くないため、ピッチャーのレベルがある程度高ければまずは外野に頻繁に飛ぶことはありません。
また外野に飛ぶことがあっても野球においては右バッターが大多数ですので、左バッターはあまり多くはいないためライトにボールが飛んでくる可能性は必然的に低くなります。
外野に飛ぶとしたら圧倒的にレフトに飛んでいきます。
(ライトは他の外野のポジションに比べてボールが飛んでくる可能性が低いのです。ライトはホームベースから見て右側に位置しており、ライトにボールを飛ばす可能性があるのは左バッターだけだからです)
第一に外野というボールが飛んできにくいポジションであること。第二に左バッターがあまりいないという理由のため、ライトは野球の初心者にとって最も適性があるポジションであるといえるのです。
ライトの役割としては、フライを捕ることとボールの返球の2つなのです。
なので、そこまで初めての試合でチームに迷惑をかけることもありませんね。
これはあくまで草野球においての話なので、プロ野球でもライトが簡単!というわけではありません。
また、草野球では右バッターが多いというのも、チームによって変わる場合があるので、相手チームに合わせたポジション決めが重要です!
野球初心者に適性があるポジション③セカンド
ライトに次いで野球初心者の方に適性があるポジションポジションはセカンドです。
セカンドは先ほど紹介したポジションのライトとは異なり野球では内野という一塁と二塁の間に位置しているポジションになります。内野のポジションは外野に比べてたくさんボールが来るのですがそれでもセカンドをおすすめするのには理由があります!
セカンドはやはりボールが飛んでこないからです。
基本的に右バッターが多いので、セカンド(二塁手)に流した打球を意図的に打てるのは、ごくわずかだと思います。
ライトと同じでホームベースから見て右側に位置しているということは左バッターでない限りボールがくる可能性は低く、さらに右バッターでも内野の逆方向に飛ぶ打球は弱いぼてぼてのゴロである可能性が高いです。
またセカンドは内野の中で最もファーストまでの距離が近いポジションでもあります。ファーストまでの距離が近いということはボールを投げる距離が短くて済み、ほかのポジションに比べてボールが遅くてもバッターをアウトにすることができる可能性が高いことを表しています。
野球初心者は強い打球を捕ることや速いボールを投げることに慣れていないため、セカンドはライトに次いで野球の初心者に適性があるポジションであるということができます。
野球初心者に適性があるポジション②センター
野球初心者におすすめのポジションの3つ目はセンターです!
野球の経験者の方からすると「センターラインを堅める」と言われるセンターは全体も見渡せる重要なポジションなので、レフトのほうがおすすめだという意見もあるかと思いますが、個人的には野球初心者の方にとってはセンターのほうがおすすめです。
なぜなら野球を初めてする人にとっていいプレーをするよりも、怖いのはミスをしてしまうことだからです。初心者にとってのミスは目立ちやすく印象に残りやすくなります。
レフトは試合の明暗を分ける打球が飛んでくる可能性が高いというのが一番の理由になります。野球には右バッターのほうが多いため、例えば相手チームの3・4・5番バッターが右バッターだとしたら、ホームラン級の当たりがレフトに飛ぶ可能性も大きくなります。
そんなとき野球初心者でレフトのポジションを初めてやる方は「エラーをして失点したら…」と、どうしてもメンタルが揺れてしまう可能性が高いですし、実際にエラーをしたら相手に得点を与えてしまうことになります。
しかしセンターのポジションはライトほどではないですがボールが飛んでくる可能性は低いですし、隣にはライトとレフトの選手がいるので、取れないボールは経験者のライト・レフトに任せれば大丈夫なのです。
ボールが飛んでくる可能性と両サイドに試合にも慣れていて、カバーをしてくれる人がいるという安心感でセンターのポジションは野球初心者の人におすすめです。
今回はポジションについて、初心者がやってはいけないポジションと、適正ポジションについて書かせて頂きました!
チームに貢献できるプレーができるよう、経験は必要ですが努力をすればいろいろなポジションが可能だと思います。
効率よく自分に合ったポジションが選べるよう、参考にして頂けたらと思います。